墓石に使う石の種類
墓石にも種類があり、石の種類により色や硬さも変わってきます。
一般的には御影石が多く使われます。
国産の御影石は質も良く人気がありましたが、現在は数が少なく希少価値が高いため価格もかなり高めです。
海外から輸入した石は価格も安く、種類も豊富で色も増えています。
お墓をイメージすると、グレーや緑がかった灰色を思い浮かべますが、最近は海外から輸入した石もふえていて、マホガニーやピンク系の石も選べます。
和型にも洋型にも使えるのは、グレートグリーンの淡い色合いが特徴的なフィンランド・グリーン、やや濃いグレーの天竜です。
中国マホガニーや桃華は、どちらもピンク系で洋型に多く使われています。
更に明るいピンク系の桜御影は墓石よりも、外柵に使われる事が多いです。
御影石を使いたいなら、比較的数が多くお手頃価格の山西黒があります。
模様はほとんどなく黒一色です。
中国産の万年青は緑がかった御影石ですが、高級感があります。
河北山崎は少し濃いグレーの細かい目が特徴的ですが、どんなデザインにもマッチします。
石の種類で色合いも印象も変わります。
地域による特徴もあって、関東では黒、グレー、白が人気ですが、関西では青系の石が人気となっています。
純国産御影石と白御影石は、価格が高めです。
色で決める場合は、濃い目を選ぶか、薄く淡い色を選ぶかの違いですが、和型と洋型でも大体選択肢は決まってきます。
色の選択肢が多いのは洋型ですが、石の目の入り方などで選ぶ事もできますし、墓石と外柵の色を同系色で揃えるなど、アレンジも可能です。
デザインを重視する場合は、明るめの色が選ばれます。
墓石も海外からの輸入品が増えているので、以前よりも選択肢は増えています。
イメージ的には地味な色を思い浮かべますが、以外にもピンクやグリーン、白に近いグレーなど明るい色の石も人気があります。
和型は黒やグレーのような定番色がマッチしますが、洋型は明るい色を選ぶのが一般的です。