お彼岸とお墓
日本には四季があり、季節によって昼と夜の長さが変わります。
夏は日が沈むのが遅いので夜の7時でもまだ明るさが残っていますが、真冬は4時頃に薄暗くなってしまいます。
1年のうち2階だけ昼と夜の長さが同じになる日があり、春と秋にその日が来ます。
春分の日と秋分の日がこれに該当しますが、この時期をお彼岸としています。
春分の日と秋分の日は昼と夜の長さが同じになりますが、太陽が真東から昇り、真西に沈むのも特徴です。
この日を中日として前後3日の系1週間をお彼岸としています。
お彼岸は秋のイメージがありますが、春と秋の2回あります。
お彼岸というとお墓参りをする事がありますが、実は彼岸はあの世という意味があります。
彼岸に対して此岸となりますが、此岸から彼岸に会いにいく時期がお彼岸となります。
お墓参りに行くタイミングは、彼岸の入りがベストと言われています。
ただし仕事があるような場合は行けない事もあるため、祭日の日を選んでも大丈夫です。
どうしても無理な場合は、彼岸前に済ませておくという方法もあります。
行かないよりは早めでもお墓参りをした方が、ご先祖様も喜んでくれるでしょう。
行く場合はできるだけ、彼岸明けまでには済ませておくのが良いとされています。
お彼岸でもお盆でも、基本的にお墓参りのマナーは同じです。
事前に掃除に行ける場合は行っておくと安心ですが、お墓参り当日に掃除をしても構いません。
お墓に故人の好物を供える事もできますが、大抵はカラスが食べ散らかしてしまうので、汚れるのが嫌な場合は家の仏壇に供える方がいいかもしれません。
お墓参りに行く時は花を持っていき、綺麗に飾ってあげましょう。
お彼岸は秋のイメージが強いのですが、春にもあります。
お盆やお正月にお墓参りに行けない人は、彼岸に行くのもいいと思います。
最近はなかなか思うようにお墓参りに行けない人も多く、代わりに行ってくれる代行サービスなども増えています。
でも時間があったら直接行ったほうが、ご先祖様も喜んでくれるでしょう。